税理士との月次面談、雑談で終わらせないための質問リスト
2026.08.19・平澤 建
毎月の税理士との面談が、なんとなく試算表の説明を聞いて終わってしまう。そんな感覚がある経営者の方へ、面談の価値を引き出すための質問リストを紹介します。同じ30分でも、聞き方次第で得られる情報は大きく変わります。
「良い/悪い」ではなく「なぜ」を聞く
「今月は黒字ですか」だけでなく、「なぜこの数字になったのか」を聞くようにしましょう。例えば粗利率が下がっていたら「何が原因か」「一時的なものか、構造的なものか」を掘り下げることで、経営判断に使える情報になります。
質問リスト例
- 先月と比べて、粗利率はどう変化していますか?その理由は?
- 資金繰りは3ヶ月先まで見て、問題なさそうですか?
- 同業他社と比べて、うちの数字はどのあたりに位置していますか?
- 今、使える補助金や制度で見逃しているものはありますか?
- 今のペースで固定費が増え続けたら、何ヶ月後にどうなりますか?
「先生に聞く」から「一緒に考える」へ
面談を一方的な報告の場にせず、次の一手を一緒に考える場として使うことで、税理士との関係性そのものが変わっていきます。数字の裏付けをもとに議論できる相手がいることは、社内にCFOがいない中小企業にとって大きな強みです。
まとめ:面談前に、聞きたいことを1つ決めておく
すべてを一度に聞こうとする必要はありません。毎月の面談前に「今回はこれを聞く」と1つだけ決めておくだけでも、面談の質は変わっていきます。数字の変化と理由がセットで届くレポートがあれば、その質問はさらに具体的になります。
執筆
平澤 建(ひらさわ たける)
taXel 代表。中小企業向けにKPI経営の伴走支援とEC運用支援を行っています。 税理士の先生方へのヒアリングを重ね、いただいた要望をそのまま機能にする形でtaXelを開発しています。
※ 本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。個別の税務判断については、顧問税理士にご相談ください。筆者は税理士ではありません。
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