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経営者向け 経営の基本

試算表、実はちゃんと読めていますか?経営者が見るべき3つの数字

2026.08.19・Taxel編集部

顧問税理士から毎月試算表を受け取っているものの、「なんとなく黒字か赤字かだけ見て終わっている」という経営者の方は少なくありません。試算表には、日々の経営判断に使える情報が詰まっています。この記事では、忙しい経営者でも最低限押さえておきたい3つの数字を紹介します。

1. 粗利率 ― 商売の「筋の良さ」を示す数字

売上から仕入・原価を引いた粗利益が、売上に対してどれくらいの割合かを示すのが粗利率です。この数字が業界平均より低い場合、値付けや仕入れ構造そのものに課題がある可能性があります。売上が伸びても粗利率が低いままだと、忙しいのに利益が残らない状態に陥りがちです。

2. 固定費の推移 ― 「忙しさ」と利益が連動しているか

人件費や家賃などの固定費が、売上の伸び以上のペースで増えていないかを確認しましょう。売上が横ばいなのに固定費だけが先行して増えている場合、損益分岐点が上がり、以前より「稼ぎにくい」構造になっているサインです。

3. 売掛金の回収サイト ― 黒字でも資金が詰まる原因

利益が出ているのに手元の現金が増えない場合、売掛金の回収が遅れている可能性があります。売掛金が急に増えている月は、取引条件の変化や請求漏れがないか確認する価値があります。いわゆる「黒字倒産」の多くは、この資金の流れのズレから起きます。

まとめ:数字は「見る」より「聞く」ほうが早い

試算表を隅々まで自分で読み解こうとするより、この3つの数字について毎月の面談で顧問税理士に聞く習慣をつけるだけで、経営判断の質は大きく変わります。「なぜこの数字になったのか」を一緒に言語化してくれる税理士との対話が、最も効率的な経営の勉強法です。

顧問税理士の方へ

Taxelは、こうした数字の変化と「なぜそうなったか」を自動でレポート化します。