資金繰りが「なんとなく不安」なあなたへ。3ヶ月先を予測する考え方
2026.08.19・平澤 建
「今月は乗り切れそうだけど、来月・再来月はどうだろう」。多くの経営者が抱えるこの漠然とした不安の正体は、資金繰りが「感覚」に頼って管理されていることにあります。この記事では、専門知識がなくても始められる資金繰り予測の考え方を紹介します。
資金繰りは「利益」ではなく「入出金のタイミング」の話
黒字であっても資金が詰まることがあるのは、利益が出るタイミングと現金が実際に入るタイミングがずれるためです。売掛金の回収サイト、支払いサイト、賞与や税金の支払い時期など、お金の出入りのタイミングを把握することが資金繰り管理の出発点です。
まずは「3ヶ月先」だけを見る
1年分の資金繰り表を完璧に作ろうとすると挫折しやすいので、まずは3ヶ月先までの入出金予定を大まかに書き出すことから始めましょう。確定している入金・支払い(給与、家賃、税金の納期など)を並べるだけでも、資金が薄くなるタイミングが見えてきます。
「資金が薄くなる月」が分かれば、打ち手は多い
資金が厳しくなるタイミングが事前に分かっていれば、支払いサイトの交渉、資金調達の準備、支出の先送りなど、選べる打ち手は多くあります。逆に、資金ショートしてから慌てて動くと、選択肢は限られ、条件も不利になりがちです。
まとめ:資金繰り表は「一人で作る」ものではない
資金繰り予測は経理担当者や顧問税理士と一緒に作ることで精度が上がります。決算書や試算表のデータから自動でキャッシュフローを予測できるツールを使えば、経営者自身がExcelと格闘する必要はありません。まずは「3ヶ月先、資金は増えるのか減るのか」を毎月確認する習慣から始めてみてください。
執筆
平澤 建(ひらさわ たける)
taXel 代表。中小企業向けにKPI経営の伴走支援とEC運用支援を行っています。 税理士の先生方へのヒアリングを重ね、いただいた要望をそのまま機能にする形でtaXelを開発しています。
※ 本記事は一般的な情報提供を目的としたものです。個別の税務判断については、顧問税理士にご相談ください。筆者は税理士ではありません。
無料・所要3分
資金繰りが「なんとなく不安」なまま経営している。
いくつかの数字を教えていただくだけで、資金繰り・利益構造・打てる一手をざっくり試算してお返しします。決算書をお預けいただく必要はありません。費用もかかりません。
ご希望があれば、経営の相談ができる税理士をご紹介することもできます(いまの顧問税理士を変える必要はありません)。
税理士・会計事務所の方は こちら(サービス説明資料の無料DL)
